大会長挨拶

この度、第21回日本臨床脳神経外科学会を2018年7月14日(土)・15日(日)の両日、金沢市で開催する運びとなりました。
テーマは「脳神経外科における多職種協働医療の実現」としました。我が国は世界に先駆け少子高齢化が進行し、従来の社会システムの維持は困難になっていることから、大きな変革が迫られています。そこで登場したのが地域包括ケアシステムであり、医療は役割分担と連携に基づく地域完結型を目指し、高い効率性が求められていきます。そのためには従来の医師主導型には限界があり、これから先、総ての医療職は多職種協働医療へ向けた意識改革が必要になります。幸い、本学会は医師、看護師、コメディカル、事務職、全ての職員が参加できる学会として発展してきた経緯があります。従って、本学会は脳神経外科領域の全医療職が集い、知見と経験を共有し合い、より理想的な患者中心の医療を創造できる良い機会になることが期待されます。そこで、(1)病院経営・管理(2)医療行政・制度(3)多職種協働・チーム医療(3)新しい治療と医療技術(4)教育の、4つの視点でプログラムの準備を進めております。
また、医療は時代や制度を超えて、患者と医療職が「信頼と満足」で固く結ばれることが理想と考えられることから、サブテーマを「信頼と満足の医療を求めて」といたしました。本学会に参加される医師や全職種の方々がお互いの思いや考え方を理解し合い、患者中心の多職種協働医療の実現に向けて確たる手がかりを掴んで頂ける学会にしたいと考えています。本学会の成果は脳神経外科臨床の発展に大きく寄与するものと信じます。
多くの方々に参加いただけるプログラムになるよう、スタッフ一同、準備を進めております。
皆様のご参加を楽しみにいたしております。

大会長 佐藤 秀次
医療法人社団浅ノ川
金沢脳神経外科病院 院長

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